タトゥーを入れる人が、最近、とても増えています。
少し前までは、タトゥー=ヤクザというイメージがとても強かったのですが、
その認識も徐々に変わりつつあるように思えます。
タトゥーを印象が大きく変わってきている原因としては、やはり芸能人の存在が大きいといえます。多くの芸能人がタトゥーをいれていることから、タトゥー=ファッションという考え方が、世間的にも強く根付きはじめています。
以前から、海外のアーティストやタレントでは、タトゥーをしていることは、それほど珍しくもなかったのですが、ここ最近では、日本の芸能人でもタトゥーを入れているが目立ってきています。
タトゥーをいれている日本の芸能人はといえば、
倖田來未、浜崎あゆみ、L'Arc-en-Cielのhyde、ケミストリーの川畑要、EXILEのtakahiro、B'zの稲葉浩志、元黒夢の清春、GLAYのTERU、TAKURO、HISASHI、オレンジレンジのRYO、YOHなど、特にアーティスト系には多く見られ、
それ以外にも、飯島直子、石塚英彦、RIKAKO、元K1ファイターの須藤元気、TOKIOの長瀬智也、KAT-TUNの赤西仁など、バラエティータレントから、アイドルまで、非常に多くのの芸能人がタトゥーをしていることが、タトゥーに興味を持ったり、憧れたりする人が急増している原因になっているのは、間違いないでしょう。
少し前には、安室奈美恵が入れているタトゥーがとても話題になりました。
彼女の右腕には、生年月日のバーコード、左腕には、息子のHARUTO(温大)の名前と、下記の英文が刻まれています。
JUN.30 in 1950
my mothers love live with me
Eternally in my heart
R.I.P
MAR.17 in 1999
訳
1950年6月30日(母親の生年月日)
母の愛は私と一緒に生きている
私の心の中で永遠に
rest in peace(安らかに眠れ)
1999年3月17日(母親が亡くなった日)
深い悲しみと深い愛情を強く感じさせるタトゥーです。
タトゥーというのは、入れ墨のことです。
タトゥーというと、特に西洋的な意味合いが強かったり、ファッション的なニュアンスが多く含まれることが多く、いわゆる日本古来からの和彫りとは分けて考えられる傾向もあるようです。
しかし、本質的には、タトゥーと入れ墨というのは同じで、墨を皮下にいれることさしています。
本来、タトゥーというのは、身体の装飾以外にも、地位や身分を表したり、信仰や目印のためなどに入れられてきたものです。そのタトゥーのデザインや模様はさまざまで、単純なものから複雑なものまであり、世界中の各地でおこなわれてきた文化です。
日本では、入れ墨、刺青、文身など、多様な書き方がありますが、江戸時代に刑罰の印として用いられたり、明治時代には、政府の禁止で彫師自体の存在が違法になるなど、アンダーグラウンド的な要素が強かったという背景があります。
現在では大きく変わりつつあるようですが、それでも、タトゥー(刺青)=近寄りがたい人間、筋者という認識は、まだ強く残っています。
そのため、タトゥーを入れることで、銭湯や温泉などの入浴施設、スポーツジムなどでは、入場を断られることが非常に多いのが現状です。
また、タトゥーを入れていると、生命保険に加入することが出来なかったり、病院でMRIを使った精密検査を受けることが出来なくなるなど、社会生活上の不都合も少なくありません。
世間的にも、タトゥーを入れているということで、周りに引かれたり、白い目で見られたりすることも多いですから、もし、タトゥーを入れるのであれば、その辺のことを十分に踏まえた上で行うべきでしょう。
タトゥー・トライバルとは?
タトゥーの模様やデザインというのは、非常に様々な物が存在します。
特に最近注目を浴びているのタトゥーの模様に、トライバルと呼ばれるものがあるのをご存知でしょうか?
トライバルというのは、部族・民族から発祥した紋様です。
体にトライバルを装飾したり、タトゥーとして彫りこむことで、また魔よけとしての意味や、神から力を得られると信じられ、周囲の物に描かれたりしました。
それがやがて、世界中に広まり、芸術としての美しさが認められ、タトゥー業界以外にも多方面に広がっていきました。
このトライバルは、タトゥー以外にもTシャツやアクセサリーのデザインに用いられることも多くみられ、トライバルという言葉自体をしらなくても、そのデザインを見れば、「ああ、コレがトライバルね」と目にする機会の多さを実感されるのではないかと思います。
「タトゥー,トライバル,画像」などのキーワードで検索すれば、タトゥースタジオなどのトライバルデザイン画像が多数見つかるはずです。
トライバル・タトゥーは、本来の目的から考えれば、一生消す必要のないタトゥーです。しかし、ファッション的な意味合いだけで、彫りたいというのなら、良く考えてみる必要があります。
どうしても、本物で無いと嫌だ、消えてしまっては困る、というのでなければ、タトゥー・シールという選択肢もあります。
シールといっても非常に良く出来ていて、プールやお風呂で簡単に落ちてしまうことも無く、ちょっと見たくらいでは、本物のタトゥーなのか、タトゥー・シールなのかは、なかなか見分けがつかないものもありますから。
洋服やアクセサリーなら、飽きてしまったり、流行がすぎてしまっても、新しいものに買い換えればすむことですが、タトゥーとして一度体に刻んでしまえば、もういらなくなったとしても、簡単に消すことは出来ません。
クリニックなどでは、タトゥー除去手術というものもありますが、完全にもとの肌に戻すことは出来ないうえ、費用もとんでもなく掛かります。
トライバル・タトゥーに限ったことではありませんが、タトゥーを彫るという行為は、自己満足感も大きいかもしれませんが、間違いなく社会的不都合も多くなるという行為だ、ということを決して忘れてはいけません。
そのタトゥーは、結婚しても、子供が出来ても、年をとってしわしわの肌になっても、一生身体に残るものだということを十分に考えた上で、決断をするようにしてください。